トイレの水道代を節約する方法|1回いくら?今日からできる節水術を徹底解説

トイレの水道代を節約する方法|1回いくら?今日からできる節水術を徹底解説

毎日何気なく流しているトイレですが、実は家庭の水道使用量の約2割を占めることがあります。『1回いくらかかるの?』『賃貸でもできる節約は?』『やってはいけない方法はある?』と気になる方も多いはずです。この記事では、1回あたりの水道代の目安から、費用ゼロの工夫、1,000円以下の節水グッズ、交換の判断基準まで分かりやすく整理します。

目次

トイレ1回の水道代は約2〜3円|家庭全体の21%を占める

トイレ1回の水道代は約2〜3円|家庭全体の21%を占める

トイレの水道代は1回ごとでは小さく見えても、回数が多いため年間では無視できません。

特に古いトイレほど1回あたりの使用水量が多く、家族人数が増えるほど差が広がります。

まずは『1回いくらかかるのか』『家全体の中でどれだけ大きいのか』を数字で把握することが、節約の第一歩です。

トイレ1回流すと水道代はいくら?大・小・旧式別の金額

目安として上下水道料金を1立方メートル265円で考えると、4Lで約1.1円、6Lで約1.6円、8Lで約2.1円、13Lでは約3.4円です。 Source

つまり、現在の一般的なトイレなら1回約1〜2円台、旧式トイレでは1回約3円台になることがあり、見出しどおり『約2〜3円』という感覚は十分現実的です。 Source

区分使用水量の目安1回あたりの水道代目安現在の小洗浄約4L約1.1円現在の大洗浄約6L約1.6円少し古い機種約8L約2.1円1990年以前の旧式約13L約3.4円

トイレは家庭の水道使用量の約21%を占める

東京都水道局の調査例では、家庭用水に占めるトイレの割合は2015年度で約21%、令和3年度で20%です。 Source

キッチンや洗面よりも比率が大きいため、水道代を下げたいならトイレ対策は優先順位が高い節約ポイントです。

毎日の行動を少し変えるだけでも、家全体の水道代に効きやすいのがトイレ節水の強みです。

4人家族のトイレ水道代は年間約2万円以上

旧式の13Lトイレを4人家族が1人あたり『大1回・小3回』使う前提なら、1日の使用水量は208Lになり、年間の水道代は約2万円を超えます。 Source

1回あたりは数円でも、家族全員で毎日使うと固定費に近い負担になるため、節水の必要性はかなり高いといえます。

とくに来客が多い家庭や在宅時間が長い家庭では、さらに負担が増えやすい点にも注意が必要です。

一人暮らしのトイレ水道代は年間約5,000〜6,000円

東京都水道局の令和3年度調査では、1人世帯の1か月平均使用水量は8.1m³、トイレ比率は20%で、トイレ使用量は月約1.62m³です。 Source

これを1立方メートル265円で計算すると月約450円、年間では約5,400円となり、一人暮らしでも決して小さくありません。

『家族世帯ほどではないから気にしなくていい』ではなく、無理のない範囲で継続しやすい節約術を取り入れるのが得策です。

【今日からできる】費用ゼロのトイレ水道代節約術5選

【今日からできる】費用ゼロのトイレ水道代節約術5選

お金をかけなくても、使い方を見直すだけでトイレの水道代は十分下げられます。

まずは故障リスクが低く、今日から始めやすい方法から取り入れるのが失敗しにくい順番です。

①『大』と『小』のレバーを正しく使い分ける

もっとも基本で効果が出やすいのは、大洗浄と小洗浄の使い分けです。

機種差はありますが、代表例では1987〜2001年ごろは大小とも13L/回、1999〜2004年ごろは大8L・小6L/回です。大小の差は機種ごとに確認が必要です。 Source

ただし、トイレットペーパーを使った量が多いときは『小』では流し切れず、再度流して逆に無駄になるため、流す物の量で判断するのがコツです。 Source

②音消しの『2度流し』をやめる

音消しのための2度流しは、節約の観点では真っ先に見直したい習慣です。

たとえば13Lの旧式トイレで余計な1回を毎日1回やめるだけでも、年間では約1,200円超の削減になります。

音が気になるなら消臭剤や擬音グッズで代用し、水は『最後に1回だけ流す』を基本にした方が効率的です。 Source

③トイレットペーパーの使用量を見直す

トイレットペーパーを必要以上に使うと、小洗浄で流れ切らず、再洗浄や詰まりの原因になって水道代が増えます。

節約のポイントは『ペーパーを減らす』ことではなく、『流し切れる適量にする』ことです。

厚手を何重にも使うより、適量で拭いて1回で流せる使い方の方が、結果として水の無駄を防げます。 Source

④タンク内の水位を確認・調整する

タンク内の水位が必要以上に高い場合は、適正範囲に戻すだけで無駄な給水を抑えられます。

古いトイレでは浮き球やボールタップの調整で水位を見直せることがありますが、極端に下げると流れが弱くなるため、少しずつ試すのが鉄則です。 Source

自分で触るのが不安なら無理をせず、まずは便器内へ水が流れ続けていないかを確認するだけでも十分な節約対策になります。

⑤お風呂の残り湯をトイレ掃除に活用する

残り湯は流し水として無理に使うより、トイレ掃除に回した方が安全で取り入れやすい方法です。

便器の外側や床、ブラシのつけ置きなどに使えば、掃除用の水道使用量を抑えられます。

ただし、仕上げのすすぎや手が触れる場所は清潔な水で行い、衛生面を優先して使い分けるのが安心です。

【1,000円以下】節水グッズでトイレの水道代を節約する方法

【1,000円以下】節水グッズでトイレの水道代を節約する方法

使い方の見直しだけでは物足りないなら、1,000円以下の節水グッズを試す方法もあります。

ただし、どの製品も『自宅のトイレに適合するか』の確認が最優先で、合わない物を無理に使うのは逆効果です。

節水リング・節水コマの取り付け方と効果

節水リングはタンク内のフロートバルブまわりに取り付け、水が流れ続ける時間を短くして節水する仕組みです。

製品によっては約40%の節水効果がうたわれ、価格も500円前後から見つかります。 Source

止水栓を閉めるタンクのふたを開ける対応位置に節水リングを装着する試し流しで流れ方を確認する

ウォーターセーバー(節水バルブ)の使い方

ウォーターセーバーは、レバーを回している間だけ水が流れるようにして、必要量で止めやすくするグッズです。 Source

上手に使えば約40%の節水が期待でき、1,000円以下で試せる製品もあります。 Source

ただし、流すのを早く止めすぎるとトイレットペーパーが残るため、『小は短め』『紙が多いときは長め』と使い分ける必要があります。

節水グッズを使う際の注意点

節水グッズは万能ではなく、すでに節水型のトイレには不向きな場合があります。

ロスカット系の製品は、節水型トイレやボタン式、ハイタンク型には使えないことがあるため、対応可否の確認が必須です。 Source

設置後は必ず数回試し流しをして、『流れ残りがないか』『便器内に紙が残らないか』を確認し、少しでも違和感があれば外しましょう。

【絶対NG】やってはいけないトイレ節水法3つ

【絶対NG】やってはいけないトイレ節水法3つ

トイレ節水は、方法を間違えると水道代どころか修理代が高くつくことがあります。

ここでは、よく知られているのに実は危険な節水法を3つに絞って解説します。

NG①タンクにペットボトルを入れる【故障リスク大】

タンクにペットボトルを入れて水量を減らす方法は有名ですが、メーカー系の情報では明確に非推奨です。 Source

部品に当たって正常動作を妨げたり、必要な水量が足りず詰まりやすくなったりするため、節約より故障リスクの方が大きくなります。

とくに13Lや8Lで設計された便器に4L分のボトルを入れると、洗浄力が大きく落ちるおそれがあります。 Source

NG②水量を極端に減らす改造【詰まりの原因】

止水栓を強く絞ったり、水位を極端に下げたりする改造は、詰まりの原因になるため危険です。

トイレは『必要な水量で流れる前提』で設計されているので、減らしすぎると便器から先の配管で汚物や紙が止まりやすくなります。 Source

節水は『少し減らして様子を見る』が基本で、洗浄力を犠牲にするレベルまで触るのは避けるべきです。

NG③水漏れを放置する【月数千円の損失も】

便器内へ水がちょろちょろ流れ続ける水漏れは、節水以前にすぐ直したい無駄の代表です。

少量でも24時間続けば使用量は積み上がり、条件によっては月数千円規模の損失になることもあります。

定期的に『便器内の水が揺れていないか』『タンクの給水が止まらないか』を確認し、異常があれば早めに対処しましょう。 Source

【賃貸OK】工事不要でできるトイレ節水対策まとめ

【賃貸OK】工事不要でできるトイレ節水対策まとめ

賃貸では設備を勝手に交換できませんが、工事不要の方法なら十分取り組めます。

ポイントは『原状回復できるか』『設備を傷つけないか』の2点です。

賃貸でも使える節水グッズの選び方

賃貸向けなら、ネジ止めや穴あけが不要で、タンク内部に簡単着脱できるタイプを選ぶのが基本です。

商品ページだけで判断せず、トイレの型番と適合表を確認し、節水型トイレには非対応ではないかも必ず見ておきましょう。

迷ったら、まずはグッズよりも『大小の使い分け』『2度流しをやめる』といったゼロ円対策から始めるのが安全です。

退去時に原状回復できる対策のみを選ぶ

賃貸では、元に戻せない改造や部品交換は避けるべきです。

タンク内に異物を入れる方法や、純正部品を加工する方法は退去時トラブルの原因になりやすいためおすすめできません。

外したら元どおりに戻せる節水グッズや、日常の使い方を変える対策だけに絞ると失敗しにくくなります。

トイレ節約術で年間いくら浮く?シミュレーション

トイレ節約術で年間いくら浮く?シミュレーション

節水術は『どれくらい得するか』が見えると続けやすくなります。

ここでは、工事なしでできる対策を中心に、家族構成別の目安を整理します。

4人家族が節水対策をした場合の節約額

少し古い8L・6Lクラスのトイレを使う4人家族が、『大小の使い分け』『2度流しを減らす』『水漏れ点検』を徹底すると、年間で約3,000〜4,000円程度の節約が目安です。

さらに、相性の良い節水グッズを追加できれば、削減幅が5,000円以上に伸びるケースもあります。

毎月では小さく見えても、固定費のように毎年効いてくるため、早く始めた方が有利です。

一人暮らしが節水対策をした場合の節約額

一人暮らしでは、費用ゼロ対策だけなら年間約1,000〜2,000円の節約がひとつの目安です。

金額は家族世帯ほど大きくありませんが、実践の手間が少ないため、継続しやすいのがメリットです。

とくに在宅勤務でトイレ回数が増える人や、古い賃貸トイレを使っている人ほど効果を感じやすいでしょう。

【本格派向け】節水トイレへの交換で水道代を大幅節約

【本格派向け】節水トイレへの交換で水道代を大幅節約

トイレ自体が古いなら、もっとも効果が大きいのは節水トイレへの交換です。

使い方の見直しより初期費用はかかりますが、長期的には水道代の差がはっきり出ます。

最新節水トイレは旧式の半分以下の水量

TOTOの代表例では、1987〜2001年ごろの便器は13L/回、1999〜2004年ごろの便器は大8L・小6L/回で、最新の床排水モデルは大3.8L・小3.0L/回です。 Source

単純比較でも半分以下、機種によっては約70〜75%の節水になるため、家族世帯ほど交換メリットが大きくなります。

見た目が新しくなるだけでなく、洗浄方式の進化で少ない水でも流しやすいのが最新機種の強みです。 Source

交換費用の相場と元が取れるまでの期間

トイレ交換の費用相場は、工事費込みでおよそ10万〜30万円が目安です。 Source

旧式13Lトイレから節水トイレへ替えて年間約15,100円節約できるケースなら、10万円の工事で約6〜7年、20万円なら約13年で回収の目安になります。 Source

水道代だけでなく、掃除のしやすさや故障リスク低下も含めて判断すると、満足度はさらに上がりやすいです。

交換を検討すべき人・まだ早い人の判断基準

交換を前向きに考えたいのは、『2001年以前の13Lクラスを使っている』『家族が多い』『水漏れや部品劣化が増えてきた』という人です。 Source

逆に、すでに比較的新しい節水型を使っている人や、賃貸で自由に交換できない人は、まず使い方改善と軽い節水グッズで十分です。

『今の設備が古くて水量が多いか』を見極めるだけで、最適な節約ルートがかなりはっきりします。

トイレの水道代節約に関するよくある質問

トイレの水道代節約に関するよくある質問

Q. トイレの水道代だけを調べる方法はある?

A: 水道メーターだけでトイレ分を厳密に分けるのは難しいです。

洗浄水量×1日の回数×料金単価で概算すると、自宅のトイレ費用をかなり現実的に把握できます。

Q. 節水しすぎるとトイレが詰まるって本当?

A: 本当です。

必要水量を下回ると紙や汚物が流れ切らず、便器や配管で詰まりやすくなるため、極端な水量調整は避けるべきです。

Q. 古いトイレと新しいトイレで水道代はどれくらい違う?

A: 13Lの旧式と3.8L前後の節水型では、使用水量が約70〜75%違うことがあります。 Source

4人家族では年間1万円以上の差になる例もあり、古い機種ほど交換効果が大きく出ます。 Source

まとめ|今日から始めるトイレ水道代節約アクションリスト

まとめ|今日から始めるトイレ水道代節約アクションリスト

トイレ節水は、1回数円の差を毎日の回数で積み上げる発想が重要です。

まずは『大』『小』の使い分けと2度流し中止を徹底する便器内の水漏れやタンクの異常給水を定期的に確認する賃貸は原状回復できる工事不要の対策だけに絞る古い13Lトイレなら交換も含めて比較する節水はやりすぎず、詰まりを防げる範囲で続ける

小さな見直しでも、今日から始めれば来月の請求から差が出やすくなります。

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